手紙 季語って?

手紙季語とは手紙を書くときに挨拶代わりになる文で、12月・1月とではそれぞれ書き方が違います。
手紙季語は秋・夏・春・冬に適したあいさつ文を使うようにします。
手紙の内容にあった書き出しはどのような文がよいのか?
季語は詩情の象徴となるイメージを読む人に与えるものですので、時期はずれな文ではおかしいのです。
文章構成は案内文などを参考にすると良いでしょう。
手紙 季語とは本来は俳句の起源である連歌・俳諧の季・季詞(きのことば)に由来するするそうですが、
連歌は簡単に説明すると複数の人間で和歌の上句と下句を繋げていくものですね!
俳諧は俳句と同じとされていますが、五・七・五から成る日本独自の詩だそうです!
この連歌・俳諧に季語を必ずいれなくては駄目だったそうなのです。
現在は、よく交通標語などで見られますが、季語は?・・・

手紙 季語 1月

手紙季語は、以下の9項目に分類されるそうです。
時候:季節・月の名称など 天文:気象に関する
こと 地理:山・川・海・陸地などに関すること
人事:生活に関すること
行事:年中行事
忌日:有名な人の忌日
動物:動物一般(食物に含まれるものを除くと
あります)
植物:植物一般(食物に含まれるものを除くと
あります)
食物:食べ物一般
季語一覧【新年】であれば
「時候」は 新年・旧年・今年・元旦・松の内・
    正月
「天文」は初空・初日・初東風
「人事」は 年賀状・お年玉・門松・初夢・羽子板
    ・書初 ・すごろく・宝船
「行事」は 初詣・初荷・仕事始・初場所・歌会始
    ・なまはげ・かまくら
「動物」は 初声・初鶏・初鴬・初烏・初鳩
「植物」は 若菜・楪・橙・福寿草
「食物」は 数の子・伊勢海老・黒豆・小豆粥・
    鏡餅・おせち料理・雑煮・七草粥

手紙 季語 例文

『立冬(りっとう)』11月7日ごろ
・大地が凍り始め、 水仙の花が咲くころです。
・ゆく秋の寂しさ身にしみるころ
『小雪(しょうせつ)』11月22日ごろ
・橘の葉が黄葉し始めるころです。
・冷気日ごとに加わり
『大雪(たいせつ)』12月7日ごろ
・熊が冬眠のために穴に隠れ、南天の実が赤く色付く
 ころです。
・寒気いよいよ厳しく
『冬至(とうじ)』12月22日ごろ
・この日に柚子湯に入り、「小豆粥」や「南瓜」を食
 べると風邪をひかないと言われているそうです。
・年末御多忙の折から
『小寒(しょうかん)』1月5日ごろ
・この日を「寒の入り」といい、冬の寒さが一番厳しい
 時期!
・この日から寒中見舞いを出し始めるそうです。
・新春の喜び
『大寒(だいかん)』1月20日ごろ
・一年で最も寒い時である。武道ではこのころ寒稽古が
 行われるそうです。
・寒さ厳しき折柄

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